LCC (格安航空会社) である AirAsia (エアアジア)を利用すればとってもお得にハワイに行けるのをご存知ですか?
そもそも、LCCって何?どうして安いの?メリットやデメリットは?
なるべく安く節約できるポイントも一緒にお伝えしますね!
AirAsia ( エアアジア ) について
エアアジアはLCC ( ローコストキャリア )
ホノルル便エアアジアの正式社名は “ X ” が付いた “ エアアジア X ”です。
( エアアジア Xは中・長距離路線を運行しているエアアジアの関連会社です )
LCCとはローコストキャリアといって、サービスなどの簡素化や運用の効率化によって、大手の航空会社と比べ運賃の大幅コストダウンを実現した航空会社の総称です。
コスト削減の工夫として、人件費節減のためにスタッフは業務を兼務していたり、機内サービスは必要最低限の提供となっていたり、販売コスト低減のためにキャンセル等チケットの変更に関しては厳しい制限が設けられていたりします。
そのためエアアジアは、一般的に馴染みのある航空会社と比べるとサービスや規定等、様々な違いがありますが安全面において大手航空会社と違いはないので安心です。
現在、ハワイ便を運行しているLCCはエアアジアのみとなっています(2020年5月時点)
大手航空会社との違い
大手航空会社で航空券を予約すると機内サービスや預け入れ荷物等、通常はサービス内に含まれていますが、エアアジアでは追加の有料オプションとなっているものがいくつかあります。
例えば荷物を預ける場合は有料です。ハワイに行くような旅行をする場合、預け入れ荷物なしでは難しいと思いますが考え方を変えれば、最初から預け入れ荷物料金の入った高い航空券を買うよりも、必要な分だけ預け入れ荷物代を払うシステムはエアアジアの魅力でもあると思います。(預け入れ荷物の価格も低価です)
規定以上の重さやサイズのものには追加料金がかかりますが、ご家族で旅行に行く場合、小さなお子様の預け入れの荷物は不要な事もありますよね。これは預け入れ荷物料金の入ってない航空券のみを買えるというメリットにもなります。
また座席指定、機内で出てくる機内食やドリンク、ブランケットも全て有料です。
座席モニターも付いていません。
こういったサービスを無くすことで大幅なコストダウンを実現しています。
スタンダートシート(エコノミークラス)も大手旅客機に比べると狭い言われていますが、それに関しては極端に狭くなっているわけではないと思いますが個人差があるので、普段でも窮屈に感じる方は思い切って、エアアジアのプレミアムフラットベッド(ビジネスクラス)を予約してみてもいいと思います。
それでも大手航空会社のエコノミーシートの料金と比べてみると同等か、それ以下の安い料金で予約することが出来るので、エアアジアのプレミアムフラットベッド (ビジネスクラス) 気になる方は是非ウェブサイトで料金をチェックしてみてくださいね。
ハワイ便が発着しているのは関西国際空港のみ
現在、ホノルル行きの便は大阪の関西国際空港のみ発着しています。(2020年5月現在)
飛行機の乗り継ぎをして全国から関空まで来る人はとても多いです。それでも、他の航空会社と比較すると圧倒的に安いんです。
エアアジア最大のメリット
運賃が業界最安値
大手航空会社で予約する場合、行く時期や予約するタイミングによって価格が大きく変動しますが、直行便で行こうと思うと、安い時期でも平均運賃は往復で8万円~10万円前後はかかります。もちろんベストシーズンには高騰します。
エアアジアの場合、大手航空会社の約2/3の金額で予約することが出来ます。
ウェブサイトにもよりますが荷物料金が含まれている場合と含まれていない場合もあるので、そちらも伴わせてチェックしましょう!エアアジア公式ウェブサイトでは荷物料金が含まれていない料金が提示されています。
参考までに、航空券比較サイトで検索してみました。
(一番上がエアアジア価格)
2020年7月出発で検索してみましたが、こんなに価格差があります。価格は時期により変動するので上記はあくまでも参考金額になりますが、ハワイアン航空やデルタと比べると3万円以上違います。この差は大きい!
セールやキャンペーン時はさらにお得
セールやキャンペーンの時には、なんと3万円代で購入することも可能です。
東京から大阪の新幹線往復代よりも安く、実際私が予約した例だと、キャンペーン中に片道1万2900円、往復で2万5800円 (預け入れ荷物の料金も含めた金額) で購入したことがありました。
定期的にセールも行っていますので、エアアジアHPを定期的にチェックしてみてくださいね。セールを見逃したくない!と言う方はエアアジアのサイトに登録すればお知らせメールももらえるので気になる方は登録してみてください。
エアアジアでハワイ便を利用する際の注意点
ハワイ便以外は同じエアアジアでも受託荷物料金を含めたオプション料金が異なるので、下記料金はハワイ便にのみ適用されます。
受託荷物の予約は必ずチケット購入と同じタイミングで
預け荷物に関しては予約 (1個(20kg) 3,500円) が必要です。こちらはなるべくチケット予約のタイミングと同時に済ませてください。
チケット予約後の変更については (1個(20kg) 4,000円) 、空港カウンターで預け荷物を追加する場合は (1個(20kg) 12,300円) と、オンライン予約の何倍も料金が高くなります。
受託荷物の金額と個数を事前に確認
預け入れ荷物予約時は下記を参考にしてください。
受託荷物料金 ( 片道 )
● チケットと同時予約 → 1個(20kg) 3,500円 / 2個(各20kg) 6,300円
● チケット予約後にオンラインで予約 → 1個(20kg) 4,000円 / 2個(各20kg) 7,600円
● 空港カウンター → 1個(20kg) 12,300円
※ 金額は実際の予約時に再度確認してください
受託荷物のサイズ
● 81cm(高さ) × 119cm(幅) × 119cm(奥行き) 以内
預け入れ荷物の重量を超えてしまう場合は空港のカウンターで追加料金を払うことになります (1キロオーバーでも12,300円) 。それを避けるために荷物の一部は手荷物にして機内に持ち込んだり、余裕がある人のスーツケースに入れてもらったりするなど注意が必要。また機内持ち込み手荷物にも重量とサイズ制限があるので注意してくださいね。
手荷物規定 (機内持ち込み)
● 最大2個、合計7kg以内
● 座席上の収納棚 → 56cm (高さ) × 36cm (長さ) × 23cm (奥行) 以内
● 座席下 (足元) 収納 → 40cm (高さ) × 30cm (長さ) × 10cm (奥行) 以内
座席指定する場合は有料
座席ランクによって金額が異なりますが座席を指定する際も有料になります。家族連れや1人で座ることに不安を感じる人は指定しておいた方がよいでしょう。スタンダードタイプの座席指定料金は約2,000円前後です。こちらも受託荷物同様、チケット予約時に指定しておくのがおすすめです。
数名で予約したチケットで座席指定せず、自動で割り当てられる座席は、隣同士となる場合が多いです。多少離れる可能性もありますが、乗り慣れていて1人でも大丈夫という方は、座席指定なしでも大丈夫でしょう。
LCCのチェックインは早めに済ませて
エアアジアでは、飛行機に乗り遅れた場合そのチケットは無効となり返金はしてもらえない為、買いなおさなければいけません。
ハワイ便は1日1便しか出ないため、最短でも翌日の同じ時間まで出発できません。空港には余裕を持って出発の2時間30分前には必ず着くようにしましょう。
【LCC国際線チェックイン時間】
受付開始時間・・・出発3時間前
受付終了時間・・・出発1時間前
チケットを取り直す場合
当日出発の2時間前まではチケットの購入が出来るので、ギリギリでもカウンター予約はせずにオンラインで予約をしましょう。
カウンターでのチケット購入の場合オンライン予約よりも当然、高くなります。
予約がギリギリの場合は、引き落としに時間が間に合わない可能性も出てくるので、クレジットカードでの支払いをおすすめします。
エアアジア:お支払いに関するご質問
クレジットカードでのお支払いは、 出発予定時刻の 2 時間前まで可能です。
自動引き落としでのお支払いは、 出発予定時刻の 24 時間前まで可能です。
エアアジア:https://www.airasia.com/jp/ja/book-with-us/payment-faq.page
機内を快適に過ごすために
機内食より機内販売の利用がおすすめ
機内食は事前予約もできますが、エアアジアの日本からの出発時間はいつも夜22時以降と決まっていて、平均の行きの飛行時間は6時間~7時間なので、仮に22時出発だとすると日本時間の4時か5時頃ハワイに到着、普段なら何も食べない時間帯ということになります。
機内食は事前予約だと約1,500円、機内注文だと約1,800円と、高い割においしくもないので事前予約をせずに、早めのチェックインを済ませてフライト前に空港で食事を済ませるのがおすすめ。
ただ、行きの場合は空港に着いてからホテルまで移動し、チェックインを済ませて、部屋に荷物を置いて…としている間に、かなりお腹かがすくのでハワイに到着した初日は、早めにブランチに出かけましょう。
他にも事前予約をしないメリットがあり、機内食が運ばれてくるタイミングで起こされないので自分の好きな時間に寝ていられます。
やっと寝れそうというタイミングで機内食が来ることを防ぐことが出来るんです!
行きの飛行機は次の日の行動を考えても少しは寝たいところ。
どうしてもお腹がすいた場合は、エアアジアXでは3ドル程でスープやカップ麺、スナック等を機内販売の利用で購入することが出来ます。
飲み物もペットボトルの水やコーヒー、紅茶にジュースやビール等も注文することができ、料金も2ドル〜$5ドルで購入出来ますが、1つだけ注意しないといけないのがクレジットカードは使えず現金 (ドル) のみとなります。
エアアジアの原則上も、クレジットカード決済不可となっているので気をつけてくださいね 。
以前、保安検査場通過後、機内に購入したペットボトルやお菓子を持ち込んだことがありますが注意されたり没収されたことはありません。ですが、基本的に飲食持ち込みNGで没収されても文句は言えないので、持ち込む際はそれなりの覚悟をしましょう!
防寒グッズを持参しよう
ハワイ行きの機内はとても寒いので防寒対策をおすすめします。
しかしハワイに到着するとオールシーズン暑いので、機内では軽装の上からの厚手のパーカーや、ブランケットでの防寒対策がおすすめ。
ハワイは現地でも、夜は寒い時もありますしレストランはエアコンが効いているので、長袖の上着は1枚持って行くと重宝します。
足元はメディキュットを履いて防寒&浮腫み防止。さらにホットアイマスクと、乾燥するので蒸気うるおいマスクも必須アイテムです!
暇つぶしアイテムを持参
ほとんど寝て過ごす (寝た方がハワイの時差にも順応しやすい) とはいえ片道約6時間~9時間以上あるフライトは退屈してしまいますよね。
エアアジアは座席モニターが付いていないので最新映画は見られません。見たい映画があれば携帯やタブレットに事前にダウンロードしておくのがおすすめ。
オフラインで聞ける音楽アプリをスマホに入れておりたり、読みたかった本や漫画を持参したり電子書籍に入れておいてもいいと思います。
機内持ち込みグッズのオススメはこちらの記事も参考にしてみてください。
エアアジアの予約方法
公式ウェブサイトから予約
エアアジアは電話での予約ができない為、携帯やパソコンから予約をする必要があります。クレジットカード決済だと当日出発、2時間前までの予約が可能です。
エアアジア提携旅行サイトおよび代理店からも予約はできますが、手数料がかかるのでウェブサイトでの予約をおすすめします。
飛行機とホテルを予約するならAirAsiaGo (エアアジア・ゴー)
AirAsiaGo (エアアジア・ゴー)という無料登録サイトを利用すれば飛行機とホテルを同時予約出来るので「エアアジアでパッケージを探したい」という方には、AirAsiaGoがおすすめ。
飛行機とホテル同時予約なら何パーセントかの割引もあるのでチェックしてみてください。
AirAsiaGo のウェブサイトはこちら
旅行会社でエアアジア利用のツアーを申し込む
初めてのハワイ旅行や旅行に慣れていない方は、飛行機だけを予約してその他ホテルや移動手段を個別に手配するのは大変だと思います。
ウェブサイトからの個人手配が難しい方は、エアアジア提携代理店、旅行会社の窓口に行って予約をするのもおすすめ。
エアアジアを利用したプランがあるので旅行会社の方に相談してみてくださいね。
最後に
「ハワイ旅行の飛行機代を安くしたいなら断然エアアジアがおすすめ」はいかがでしたか?
初めてのエアアジアは不安と言う方にも、安心してハワイ旅行にいけるよう、エアアジアのメリットやデメリットをまとめてみました。
他航空会社とサービスや規定等、違う点もいくつかありますが、LCCは要点さえおさえればお得に格安でハワイに行く事が出来ます。
Pele’s Chairは「リアルなハワイの今」をお届けするブログです。ハワイ在住者だからこそできる最新情報を、一早く皆様にお届けします。
今後も、Pele’s Chairをよろしくお願い致します。
Mahalo♡Chinayuri
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